にほんの里100選ツーリング65 ▽藤野町佐野川・神奈川県相模原市(28)
●大月市(山梨県)→藤野町佐野川(神奈川県相模原市)→自宅(東京都立川市)
▽藤野町佐野川・神奈川県相模原市(28)
大月市から国道20号、県道521号で佐野川へ。佐野川地区の鎌沢の集落では山の急斜面に茶畑が広がっている。道で出会った眞下さんから話を聞く。この地区の茶畑は、山の木を伐採し、斜面を切り開き、谷川から岩石を運びあげ、ひとつひとつ積みあげて土止の石垣を築きあげた先人の労作により生まれた。上質の茶が採れるのは、この地区は霧の発生が多いことによるものだと思う。自分のところでは、今年の収穫は970kg、収入は50万円。経費は肥料や茶を摘みとる機械代を差し引くと半分だ。年金のたしにしかならないという。ついで和田地区に行くと急斜面に広がる茶畑と今も使われている土蔵が残っている。さらに激坂を上って和田峠に上ると深い霧、この霧が上質の茶を生むのだろ。霧が深く、ブレーキをかけながら注意深く下って、夕焼け子焼けの里から陣馬街道を走り、3ヵ月ぶりにに自宅へ戻る。走行距離66.41km。
写真は佐野川地区鎌沢の茶畑、石積の茶畑、和田地区の土蔵、深い霧におおわれた和田峠付近。
◆今後の予定は、夏休みとお盆休みの混雑する時期は、自宅で記録の整理やトレーニングで過ごし、8月中旬から東日本と北海道のにほんの里を訪ねて、走る予定です。
2009年06月30日