神代小路(こうじろくうじ)長崎県

武家屋敷つなぐ水路

江戸後期の武家屋敷の集落景観を引き継ぐ。生け垣と庭の緑が豊か。水路は庭に引き込まれて池となり、ハヤやタナゴ類が群れる。

  • 交通:長崎諌早ICから車で50分/島原鉄道線神代町駅から徒歩10分
  • 食事:いろり料理ほたる 0957-78-1239/農家レストラン愛菜館(そば)0957-37-2465/農村レストランゆたっと(田舎風イタリアン)0957-35-2701
  • 直売:ふるさとふれあい館 0957-38-6546/有明の森ふるさと物産館 0957-68-5252/やさい工房野々花 0957-61-7220
  • 宿問い合わせ:雲仙観光協会 0957-73-3434
  • 関連ウェブサイト:雲仙観光協会

※ 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。

※ 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。

88. 神代小路

2016年01月06日

ガイド にほんの里100選 グリーンパワー2016年1月号から

武家屋敷を残す町並み

 
 
 江戸時代の旧武家地、神代小路。南北約450m、東西約250mにわたる地区で、江戸中期から昭和初期までの和風建築が約30棟も残る。2005 年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。07年には地区の代表的な武家屋敷「鍋島邸」の主屋や隠居棟など5棟が「旧鍋島家住宅」として国の重要文化財になった。このほど保存修理も完了し、一般公開されている。

例年2月下旬に見頃を迎える鍋島邸の緋寒桜(朝日新聞)

例年2月下旬に見頃を迎える鍋島邸の緋寒桜(朝日新聞)


 
 毎年2月下旬、地区では緋寒桜(ひかんざくら)が見頃を迎える。鮮やかなピンク色の花に、見物客は春の訪れを感じる。
 
 町並みを保存する上で大きな役割を果たしたのが、住民らでつくる「神代小路まちなみ保存会」。さらに新しい形の「街のこし運動」を考えている。

 

(グリーンパワー2016年1月号から転載)

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