阿波(あば)岡山県

山懐にサンショウウオ

中国山地のふところに位置する盆地で、木地師の里としても栄えた。茅(かや)ぶき民家も残り、渓谷の川にはオオサンショウウオも生息。

  • 交通:中国道津山ICから車で30分/JR因美線美作河井駅から車で5分
  • 特産:地味噌、もえぎ豆腐、山菜加工品、木工・竹細工品
  • 食事:もえぎの里 あば交流館 0868-46-7111
  • 直売:かもふれあい市 0868-42-5055
  • 宿問い合わせ:津山市観光センター 0868-22-3310
  • 関連ウェブサイト:津山市観光協会

※ 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。

※ 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。

2016年09月01日

ガイド にほんの里100選 グリーンパワー2016年9月号から

住民ら出資で合同会社
 
 阿波と書いて「あば」と読む。中国山地の山懐に抱かれた人口約700 人の小さな村だった。2005年2月、旧津山市に編入合併。鳥取県境に接する市最北部の地域となった。
 
 合併後、過疎化と少子高齢化が進み、幼稚園が休園、小学校は閉校。さらに地区唯一のガソリンスタンドの撤退という事態に直面。2014年2月、住民出資で「合同会社あば村」を設立し、撤退したガソリンスタンドを復活させ、そこに小型スーパーも併設した。
 
 昨年発表した「あば村宣言」では、自然農法のコメづくりや地元間伐材を燃料にした温泉薪ボイラーなど新たな取り組みも紹介。宣言は「合併から10年、あらたな村の始まりです」と結ばれている。
 
(グリーンパワー2016年9月号から転載)

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