川売(かおれ)愛知県

梅林が集落包む桃源郷

1500本の梅林が15戸の集落を包む。梅干しは特産品となった。山に炭焼きの風景が残る。梅林を流れる川にはアマゴも生息。

  • 交通:東名豊川ICから車で60分/JR飯田線本長篠駅から車で25分
  • 特産:梅干
  • 直売:まんぼ〜稲目(地元特産の梅干が安い:電話なし,場所は稲目トンネル手前)/こんたく長篠(鳳来牛,自然薯)0536-32-0002
  • 宿問い合わせ:新城市観光協会 0536-32-0022
  • 関連ウェブサイト:新城市観光協会

※ 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。

※ 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。

2018年02月26日

ガイド にほんの里100選 「グリーン・パワー」2018年3月号から

 

1500本が咲く梅の里

 

川売

●満開のウメに抱かれた川売の集落(朝日新聞)

「桃源郷」とも称される奥三河地域の梅の里。毎年3月に催される梅花(ばいか)まつりの時期には、約1500 本のウメが民家の周りで紅白の美しい花を咲かせ、ほのかな香りを漂わせる。山間の15 戸ほどの小さな集落が、この季節ばかりはたくさんの人で賑わう。地元で作られる梅干しや梅ジャムが、素朴な土産品として人気を呼んでいる。

 

古くはコンニャクなどを斜面の狭い畑で育てていたそうだ。戦後の昭和20~30 年代、周囲の山で植林が進むとイノシシやサルが畑を荒らすようになった。ウメなら被害を受けにくいと聞いた集落の人たちが植えるようになると、湧き水の豊富な土地によく合って、たくさんの木が育ったという。

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